こんにちは、沖縄市ゼロカーボン推進窓口事務局です。
沖縄市では、市民の地球温暖化対策に関する興味・関心を楽しみながら高めることを目的として、2025年10月11日(土)に、沖縄市民劇場あしびなーにおいて、市内の子ども・保護者向けに「らんま先生のeco実験パフォーマンスショー」を開催しました!
今回は、その様子を皆さまにご報告いたします!

講師には、日本で唯一、環境省から「環境パフォーマー」の認定を受けているらんま先生をお招きしました。会場には200人を超える市民が訪れ、驚きと学びに満ちた時間となりました。

また、本記事では、沖縄市立図書館で開催している「沖縄市ゼロカーボン推進パネル展」についてもご紹介します。

「らんま先生のeco実験パフォーマンスショー」レポート

ショーの開始時間に先立ち、らんま先生登場。セロハンテープを貼った風船に針を刺しますが…風船は割れません。風船が割れると思って耳をふさいでいた子どもたちは、とても不思議そうな様子で、「表面張力」について勉強しました。

続いて、大道芸人のライセンスも持つらんま先生によるディアボロ(こま)を使ったジャグリングや、ダンボールの空気砲の実験を通じて、「ジャイロ効果」(ものが高速に回って姿勢を維持すること)について、楽しみながら学びました。環境パフォーマーとして3R(リデュース、リユース、リサイクル)にこだわるらんま先生は、空気砲を20回以上使用した後、リサイクルしているというお話もありました。

eco実験の合間には、らんま先生の経験も交えながら、水資源の貴重さ、一度汚れた水をきれいにすることの難しさや、水力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギー、プラスチックの使用量と地球温暖化の関係などについて学びました。

ショーの最後は、“世界一の大型空気砲”発射のパフォーマンスです。「3!2!1!」のカウントダウンから、空気砲が発射されると、会場全体から歓声があがりました。

パフォーマンスの後には、らんま先生のサポートのもと、希望する子どもたち全員が大型空気砲の発射を体験できました。多くの子どもたちから「空気砲体験がよかった」との声が寄せられ、客席側では、発射された空気の輪を触れてみるなど、参加者にとって記憶に残る時間となりました。

ユーモアとパフォーマンスを交えながら地球環境を守ることの大切さを分かりやすく伝えたらんま先生の実験ショーは、会場が笑顔に包まれる中、盛況のうちに幕を閉じました。
参加した子どもたちからは、実験ショーを楽しんだだけでなく、環境や科学への関心が高まったとの声が多く寄せられました。
また、保護者からも、「子供が環境について考えるよいきっかけになった」「環境について改めて考えさせられた。エコ、SDGsを意識していきたい。」といった感想が聞かれました。

講師 らんま先生からひと言

沖縄市のみなさんにとって、今回のショーが環境問題について考え、取り組むきっかけになればと思います。
環境への取組みに際しては、無理に多くのことをするのではなく、できることから少しずつ始めていくことが大事だと思います。らんま先生は、使う資源を減らして(リデュース)、繰り返し使って(リユース)、最後はリサイクルするという、3Rへの取組みがシンプルかつ有効だと考え、長年続けています。
沖縄市のみなさんにも、ぜひ、身近な3Rから取り組んでみてもらえるとうれしいです。

沖縄市ゼロカーボン推進パネル展のご紹介

ショーの会場の沖縄市民小劇場あしびなーと同様、沖縄市雇用促進等施設(BCコザ)内にある沖縄市立図書館では、「沖縄市ゼロカーボン推進パネル展」が開催されています。eco実験ショーの終了後、パネル展会場に向かうと、ショーを見終えたばかりの来場者も多く、にぎわっていました。 パネル展に来てくれたおともだちには、エコノートのプレゼントがあります(数に限りがありますのでお早めに)。10月23日(木)まで開催中ですので、ぜひご来場ください!