こんにちは。沖縄市ゼロカーボン推進窓口事務局です。
沖縄市では、ゼロカーボンシティの実現に向けて、地域のみなさまと一緒にさまざまな取組みを進めています。
その第一歩として、まずは「自分の家のエネルギーの使い方を知ること」が大切です。
そこで今回は、ご家庭で気軽に取り組める「うちエコ診断」をご紹介します。

「環境のことは気になるけど、何から始めたらいいかわからない」
「光熱費を節約したいけど、どこを見直せばいいのか…」
そんな方に、ぜひ知っていただきたい取組みです。

「うちエコ診断」ってなに?

「うちエコ診断」は、家庭の省エネについて専門知識を持つ「うちエコ診断士」が、各家庭のライフスタイルや住まいの状況に合わせて、無理なく続けられる省エネ・省CO₂の改善策をアドバイスするサービスです。診断は無料で、対面とオンラインの両方に対応しています。面談の所要時間はおよそ50分程度です。
診断後には、家庭のエネルギー使用状況や、提案した改善策の期待効果をまとめた「診断結果レポート」を受け取れますので、家族で話し合う材料としても役立ちます。

うちエコ診断の特徴は、次のとおりです。

(備考)家庭エコ診断制度運営事務局((一社)地球温暖化防止全国ネット)「うちエコ診断紹介パンフレット(2024年度版)」をもとに作成

どんなことが分かるの? ―沖縄ならではの省エネポイントも

「うちエコ診断」は、電気・ガス・灯油・ガソリンの使用状況や家のつくり、家族の人数、普段の使い方などをもとに、家庭のCO₂排出量や光熱費の状況を見える化したうえで、家庭ごとに合った改善案を出してくれます。
また、全国47都道府県の気候環境に対応しているため、温暖な沖縄の気候に合わせた冷暖房の使い方や給湯の工夫、太陽光の活用可能性なども考慮した診断が受けられるのが大きな特徴です。

診断の流れは?

「うちエコ診断」の主な流れは次のとおりです。

  1. 申し込み
  2. アンケートの実施(光熱費の状況や車両の燃料消費、家族構成や家屋の概要を確認)
  3. 診断(対面もしくはオンラインでおよそ50分)
  4. 事後調査票への回答(およそ3か月後)

準備のコツ:電気・ガス・ガソリンの最近の請求書(または使用量が分かるもの)、家電や給湯器の機種名・設置年、日常の使い方が分かる情報を用意すると、よりご家庭の状況に合った提案につながります。

(備考)家庭エコ診断制度運営事務局((一社)地球温暖化防止全国ネット)「うちエコ診断紹介パンフレット(2024年度版)」より引用

暮らしと家計へのメリットは?

「うちエコ診断」を受診後、提案された対策を実施した家庭では、年間の光熱費が平均で 約7万円お得になっています。「うちエコ診断」の受診は、単に“環境のため”ではなく、“暮らしのため”の取組みでもあるといえます。

(備考)家庭エコ診断制度運営事務局((一社)地球温暖化防止全国ネット)「うちエコ診断紹介パンフレット(2024年度版)」より引用

相談・申込窓口は?(沖縄市民の方向け)

「うちエコ診断」は、環境省の全国的な取組みですが、沖縄市では当窓口において、市民のみなさまからのご相談および診断申込みをワンストップで受け付けています。診断は、診断実施機関として認定されている、同窓口事務局のしんきん地域創生ネットワーク㈱の登録診断士が実施します。
面談場所については、訪問による診断のほか、市役所での個別相談会(月例開催)、推進窓口の現地窓口(コザ信用金庫の市内本支店)等、ご都合に合わせて柔軟に対応可能です。

「うちエコ診断」では、提案を押しつけるものではなく、家庭における省エネの取組みの「選べるヒント」として提示します。また、受診される方のご希望があれば、診断後の省エネ実施支援や、太陽光発電設備等の創エネ導入支援など、受診後のフォローとして、推進窓口において引き続きサポートします。

小さな一歩が、家族の暮らしにやさしい変化をもたらし、地域の未来を育てていきます。
ぜひ「うちエコ診断」を受診して、無理なく取り組めるところから、“わが家のゼロカーボンアクション”を始めてみませんか。
下記の沖縄市ゼロカーボン推進窓口へのご相談・診断申込みをお待ちしております。

また、当窓口では、今回ご紹介した「うちエコ診断」を題材としたワークショップの講師派遣にも対応しています。ご関心のある沖縄市内の団体さまは、こちらも併せてご覧ください。
リンク:うちエコ診断ワークショップを開催しませんか?